スタッフインタビュー

• 入社した当時のことを教えてください

  メンター制度のおかげで、不安なく仕事に取り組めています

  私は未経験で入社したので、裁縫やミシンを使った経験がほとんどありませんでした。実際に入社してみると見たこともない機械がたくさんあって、うまく動かせるか不安だったことが印象に残っています。

  先輩社員が長期間にわたって、一対一で新入社員の指導をしてくれる「メンター制度」のことを知ったのは入社後で、私には1年早く入社していた山地さんが育成担当としてついてくださいました。

  山地さんとはパートナーとして同じ作業を担当しながら、新しいことやわからないことを教えてもらっています。気になったことをそのままにせず、すぐに解決していけるので不安を残すことなく仕事に取り組めています。

• 今後の目標は？

  新しい人が入社したら、
  次は私が頼ってもらえるメンターになること

  山地さんからは、1年しか経験に違いがないとは思えないほどたくさんのことを教えてもらいました。仕事だけでなくプライベートの話をすることもあり、毎日前向きな気持ちで作業できるのは、いつも不安を取り除いてくれる山地さんのおかげだと思っています。

  今後の目標は、新しい人が入社したら次は私が頼ってもらえるメンターになること。そのためには覚えなければいけないことも、できるようにならなければいけないこともたくさんありますが、支えてくださった先輩や上司に応えるためにも、少しずつでも確実に仕事を覚えていこうと思っています。

• メンターを担当して感じたことは？

  メンターをしながら私もたくさんのことを学びました

  私は1年間、新入社員の渡辺さんのメンターとして育成を担当しました。パートナーとして通常の業務を一緒に行いながら、新しい作業やわからないことを教えたりしています。

  渡辺さんは後輩でもありますが、自分よりしっかりしているところがたくさんあって、メンターをしながら私もたくさんのことを学びました。特に疑問に思ったことはすぐに質問し、その場で問題を解決していく姿勢は素晴らしく、私自身もそうするようにしています。

• 今後の目標は？

  「自分がよいと思う方法」をリーダーに提案したうえで、
  最善策を話し合うこと

  1年間後輩の育成を担当してきましたが、いまだに作業で失敗したときはリーダーに頼ってしまうことがあります。これからは失敗したときでもまず自分でどうするべきかを考えて、「自分がよいと思う方法」をリーダーに提案したうえで最善策を話し合い、仕事を進めていきたいと思っています。

  メンターは教える立場ではありますが、教えたこと以上に学んだことも多く、自分自身の課題や目標をはっきりさせることができました。私も後輩に負けないように、より高いポジションを目指しながらがんばろうと思います。

• 工場長として、心がけていることを教えてください

  若いスタッフにも積極的にこちらから声をかけるよう

  高校を卒業してすぐ入社して、34年間この会社で勤めてきました。工場長になって2年が経ちますが、ここまで続けてこられたのは先輩や上司、そして一緒に働いてきた仲間のおかげ。入社当初は母親くらいの年齢の人たちが多く、ときに厳しく普段は優しく、励ましてもらったり助けてもらったりしながら、いろんなことを乗り越えてきました。
  
  今は工場長という立場になったので、話しかけづらくならないように若いスタッフにも積極的にこちらから声をかけるようにしています。女性が多い職場なので、ファッションや食べ物など共通の話題を見つけながら、私とだけでなく幅広い世代のスタッフみんながつながってくれたらいいなと思っています。

• 今後の目標は？

  スタッフ皆がやりがいの見つけられる職場を作っていくこと

  当社は縫製という職種柄、勤めている人の多くが女性です。出産や介護など、ご自身やご家族のことで大変な思いをしながら、それでも一生懸命仕事を続けてきた人が多いのも特徴。子育てに対する理解や、フォローし合える雰囲気は今以上に伸ばしていきたいと思っています。
  
  またそうして様々な人生経験を積んだスタッフには、ぜひリーダーや管理職として全体を見渡し、働く環境をより良くしていく立場に立ってほしいと思っています。入社したばかりの人も、子育て中の人も、そして長く勤めた人も、もちろん男性も。スタッフ皆がやりがいの見つけられる職場を作っていくことが、私の工場長としての目標です。